生活保護、最多に
公開日 : 2011年11月10日
全国で生活保護を受給している人が7月時点で、戦後の混乱で過去最多だった1951年度の204万6,646人(月平均)を超え、戦後最多を更新する見込みであることが分かった。6月時点の204万1,592人から約1万人増加し、205万人前後になるとみられる。
受給者数は1995年度で88万2,229人まで減っが、その後は景気悪化の影響で増加に転じ、1999年には100万人を突破。2008年のリーマン・ショック以降はさらに急増し、今年3月には東日本大震災の影響で前月より約3万2,000人増えて半世紀ぶりに200万人を越えた。
4月は約900人減少したが、5、6月は前月より約1万人ずつ増加。景気が上向かない中、被災者を含めて生活保護に頼らざるを得ない人はさらに増える可能性がある。
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