金融機関ランキング
公開日 : 2012年1月19日
日本経済新聞社が三大都市圏の個人を対象に実施した金融機関ランキングは、顧客満足度でインターネット専業銀行のソニー銀行が5年連続の首位。2位は3年連続でネット専業の住信SBIネット銀行で、3位は埼玉りそな銀行。
大手行は順位を下げたところが多く、最高は10位の三菱東京UFJ銀行。6位の京都中央信用金庫など地域金融機関の躍進も目立った。
ソニー銀行は「投資信託や保険商品の品ぞろえが充実している」や「外貨預金の品ぞろえが充実している」などの項目でトップを獲得し、商品の充実ぶりで高い評価を得た。
2位の住信SBIネット銀行はサービスの拡充が評価され、「電話・インターネット取引の利便性が高い」で首位。3位の埼玉りそな銀行はリスク商品の説明など窓口対応で高評価を得た。
今回は地域密着型のサービスを売りにする地域金融機関の健闘が目立った。岐阜県の地銀、大垣共立銀行が5位に入り、京都中央金信用金庫と巣鴨信用金庫の2信金もトップ10入りした。いずれも窓口対応や顧客目線の経営姿勢が評価された。
新規参入銀行では昨年10月に個人向けの中国人民元建て預金を始めたじぶん銀行が29位から6位に躍進した。
(カッコ内は前回調査)
1(1) ソニー銀行
2(2) 住信SBIネット銀行
3(5) 埼玉りそな銀行
3(6) セブン銀行
5(3) 大垣共立銀行
6(29) じぶん銀行
6(17) 京都中央信用金庫
8(14) 巣鴨信用金庫
9(8) イオン銀行
10(11) 三菱東京UFJ銀行
11(4) りそな銀行
12(7) 三井住友銀行
13(10) 新生銀行
14(18) 住友信託銀行
15(23) ゆうちょ銀行
16(8) みずほ銀行
17(28) 三菱東京UFJ信託銀行
18(13) 川崎信用金庫
19(27) 千葉銀行
20(12) 城南信用金庫