残業の割増賃率引き上げ

公開日 : 2008年12月13日


  月60時間を超える残業時間の割増賃率を50%以上に引き上げる改正労働基準法が

成立した。長時間の残業を減らすのが狙いで、2010年4月に施行する。中小企業については、一部適用除外としており、期待通りの効果を上げられるかどうかは不透明。

 現在の割増賃率は、一律25%以上となっており、法改正後は3通りの方法で割増賃率を決める。

 「月45時間まで」の残業の割増率は25%以上とし、「月45時間超から60時間まで」は労使協議で割増率を決定し、「月60時間超」は50%以上の割増率を義務づける。

 中小企業については「月60時間超」の残業に50%以上の割増賃率を義務づける規定を適用せず、施行から3年度に再検討する。

  この改正で、うまく「ワークシェア」が進めばいいのだが・・・。

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