所得隠しの総額2,500億円、8年ぶり増

公開日 : 2015年11月23日


 国税庁は今年6月までの1年間(2014事務年度)の法人に対する税務調査の結果を発表。調査した約95,000社のうち、隠蔽を伴う悪質な所得隠しが約19,000社(前年度比10・2%増)で見つかり、総額は計約2,547億円(同16・7%増)で、8年ぶりに増加。
 
 申告漏れが見つかったのは約70,000社で、総額約8,232億円(同9・6%増)。海外取引を巡る法人税の申告漏れは総額2,206億円(同23・7%増)で、このうち所得隠しは計393億円に上り、統計がある2005年度以降で最多となったようだ。

 

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