障害者雇用率、1・63%

公開日 : 2009年11月29日


 厚生労働省の調査によると、全国の民間企業で働く障害者の全労働者数に占める割合(障害者雇用率)が、 6月1日時点で1・63%と過去最高になった。従業員1,000人以上の大企業は、平均1・83%となり、法定雇用率(1・8%)をはじめて超えた。
 

 障害者雇用促進法は、従業員56人以上の民間企業に法定雇用率の達成を義務付けている。法定雇用率を達成した企業は3万2,891社で、達成率は45・5%。中小企業の障害者雇用率が低迷しており、特に従業員   100~299人の企業では、1・35%と最も低い。

 2010年7月からは、未達成時に納付金を義務付けられる企業が、現在の従業員301人以上の企業から、  201人以上の企業に拡大される。

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