間接税の比率、48%に上昇

公開日 : 2010年3月25日


 2009年度の消費税収の税収全体に占める比率が、過去最高の24%に達する見込み。
 

 法人税依存の傾向が強かった日本の税収に変化が生じたのは、2008年秋の金融・経済危機以降で、企業業績の悪化を受け、2009年度の法人税収は前年度から半減し、5兆円程度になる見通し。税収全体に占める法人税収の比率は、2008年度の22%から14%に急低下。
 

 消費税収は、約9・4兆円と前年度比で微減。今後は、景気低迷下でも法人税などに比べて、景気に左右されにくい消費税の問題は避けられないだろう。2009年度は、揮発油税、たばこ税、酒税などを含む間接税の割合は、48%に達し、過去最高水準に上がる。

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