年間平均所得の減少続く

公開日 : 2010年6月20日


 厚生労働省が約6,400世帯の2008年の所得状況を集計した結果、最も多かったのは「200万円以上300万円未満」で全体の13・9%。次いで多かったのは「300万円以上400万円未満」で13・3%だった。1,000万円以上の所得がある世帯も10%以上あるため、全世帯の平均所得は547万円5,000円となるが、平均額以下に全世帯の61・5%が集中している。

 全世帯の平均所得金額のピークは、1994年の664万2,000円だったが、所得が少ない高齢者世帯の増加や景気低迷の影響などを受け、平均所得は減少を続けている。
 

 ここでいう所得とは、会社員の場合は会社から支払われる給料(税、社会保険料の控除前)、事業者の場合は収入から経費を引いた金額。

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