緊急保証制度を延長
公開日 : 2011年3月31日
経済産業省は、東日本大震災の発生を受けて、「緊急保証制度」(中小企業に対する融資を政府が100%保証)を延長すると発表。震災に伴う計画停電や物流網の停滞などで全国の中小企業で事業に支障が出ているため、3月末での打ち切りが決定していたが、半年間延長する。
緊急保証制度は、2008年秋のリーマン・ショックを受けて導入され、1社あたり2億8,000万円を上限に、全国の保証協会が中小企業向け融資を全額保証し、企業が返済できなくなった場合は協会が肩代わりする制度。
また、大震災で被災した商店街を対象に、損壊した施設の補修工事や、がれきや泥の除去にかかる費用を全額補助する制度も導入する。予算規模は4億円で、1件あたり30万円から500万円の範囲で補助する。
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