交際費等の支出額、3年連続減少

公開日 : 2011年6月2日


 交際費等の支出額は、2兆9,979億円で前年度より2,282億円(前年度比▲7・1%)減少し、3年連続の減少。交際費等の支出額のうち、損金に算入されない金額は1兆1,839億円で前年度より4,269億円(同▲26・5%)減少、交際費等の支出額に占める割合は前年度より10・4%減少の39・5%となった。損金不算入額の大幅減は、平成21年に実施された税制上の措置として、平成21年4月1日以後に終了する事業年度から、資本金1億円以下の法人に係る交際費課税について、定額控除限度額が400万円から600万円に引き上げられたことが大きい。
 
 営業収入金額10万円当たりの交際費等の支出額は、全体で226円、これを業種別にみると、建設業が533円と最も高く、次いで不動産業が468円、出版印刷業の341円の順。

交際費等の支出額の上位5業種

 業種         営業収入金額10万円当たり支出額

建設業               533円(-14円)
不動産業              468円(-10円)
出版印刷業            341円(-83円)
サービス業             334円(+25円)
料理飲食旅館業         308円(-61円)

(  )は、前年度比

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