冬のボーナス
公開日 : 2011年12月29日
2011年冬のボーナス調査は、製造業が5.37%増と2年連続で伸び、2011年3月期の好業績を反映し鉄鋼や機械、電機などで増加。非製造業は、主要16業種中8業種がマイナス。東日本大震災の影響を大きく受けた電力やホテル・旅行の減額が目立つ。
製造業では自動車向け鋼材などの需要回復を受けた鉄鋼の伸び(16.12%)が最大で、機械は9.02%増、電機は6.96%増、自動車・部品は4.74%増。
一方、非製造業は3.28%のマイナス。福島第1原子力発電所の事故後、リストラに着手した東京電力の支給額は昨冬の半分を下回る37万4,000円だった。
東日本大震災後も円高などが響き、訪日外国人の減少でホテル、・旅行が19.78%減と落ち込んだ。百貨店・スーパーは4.18%増。
昨年冬まで7年連続で支給額1位だった任天堂は「賞与の算出基準を見直したのを機に公表を控えたい」として回答せず。
冬のボーナス 支給額ランキング 順位 社 名 税込み支給額( 2011年冬比増減率平均年齢(歳) 1(19)キャノン※ 1,240,000 40 2(-)タカトリ※※ 1,147,723 40.7 3(6)大塚商会※※ 1,136,904 9.3 38 4(32)ニコン 1,096,300 35 5(5)ホンダ 1,091,000 0 41.2 6(4)武田薬品工業 1,083,000 1.54 35 7(-)安田倉庫 ※ 1,019,917 4.92 38.1 8(3)日本海洋掘削 ※※ 1,017,000 8.35 30.9 9(7)CKサンエツ ※※ 1,000,000 0 33.9 10(9)アサヒビール 990,157 2.49 35 カッコ内は前年順位、(-)は回答なし。※は従業員平均、※※は労働組合のない企業、無印は組合員平均など。▲は減。-は非公表、算出不能
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