労働相談パワハラ最多
公開日 : 2013年6月11日
労使間のトラブルを裁判に持ち込まずに迅速に解決する「個別労働紛争解決制度」で、2012年度は、パワーハラスメントにあたる「いじめ・嫌がらせ」が前年度比12.5%増の5万1,670件で初めて最多となったことが、厚生労働省のまとめで分かった。全体の相談件数は約25万4,000件で2011年度と比べてほぼ横ばい。
相談件数の内訳は、「いじめ・嫌がらせ」がトップで、これまで最多だった「解雇」が前年度比10.9%減の5万1,515件、「労働条件の引き下げ」が同7.9%減の3万3,955件で続いた。
制度を利用した労働者は「正社員」が10万1,472人で最も多く、次いで「パート・アルバイト」(4万2,309人)、「期間契約社員」(2万7,094人)の順。
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