ソニー、セブン銀行 満足度首位に 

公開日 : 2014年2月7日


 日本経済新聞社が三大都市圏の個人を対象に実施した金融機関ランキング調査で、ソニー銀行とセブン銀行が顧客満足度で同点首位となった。ソニー銀行は7年連続、セブン銀行は初の首位。
 
 この2行を含め、異業種から進出してきた「新規参入組」がトップテンの半数を占めたようだ。
 
 セブン銀行は全国のセブンイレブンを中心に約1万9千台のATMを設置し、原則24時間365日取引でき、ATMは英語から中国語、フィリピンの公用語のタガログ語まで9言語を表示するらしい。
 
 ソニー銀行は500円から外貨積立預金を可能にするなどの独自のサービスの評価が高い。3位の住信SBIネット銀行は、住宅ローンやカードローンの借入金利の低さが支持を得た。上位10行には新たにイオン銀行、ネット専業のじぶん銀行が入り、新規参入行の躍進が目立つ。
 
 4位の大垣共立銀行は、通帳やカードなしで預金が引き出せる「手のひら認証ATM」などの独自サービスが評価された。
 
 大手行で上位10行に入ったのは9位のりそな銀行と10位の新生銀行のみで、両行とも前回から順位を下げている。
 
 世代別の顧客満足度を見ると、20歳代と30歳代は住信SBIネット銀行、40歳代はソニー銀行、50歳代はりそな銀行、60歳代は三菱東京UFJ信託銀行が1位。

顧客満足度評価 (カッコ内は前回順位)
1位(1)  ソニー銀行
1位(5)  セブン銀行
3位(2)  住信SBIネット銀行
4位(7)  大垣共立銀行
5位(8)  埼玉りそな銀行
6位(11)  イオン銀行 
7位(17)  じぶん銀行
8位(10)  城南信用金庫
9位(6)  りそな銀行
10位(8)  新生銀行

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