相続税の課税対象世帯、2割
公開日 : 2014年8月10日
2015年1月に始まる相続税の改正で新たに約600万世帯が課税される可能性がある。相続税の基礎控除が縮小されるためで、全世帯の2割強の1,200万世帯が課税対象になる。
相続税の改正では一定金額まで課税しない基礎控除を4割縮小する。夫が死亡し妻と2人の子が相続する場合、夫の保有資産が4,800万円を超すと課税される。これまでは8,000万円超にならないと課税されなかった。
現在の基礎控除額は、5,000万円+法定相続人×1,000万円が、2015年1月より3,000万円+法定相続人×600万円になる。
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