国税滞納8.2%減(28年9月3日)

公開日 : 2016年9月3日


 国税庁は2015年度の所得税や消費税、法人税などの国税の滞納残高が前年度比8.2%減の9,774億円だったと発表した。減少は17年連続で滞納残高が1兆円を下回るのは、1986年度以来29年ぶり。

 2015年度内に発生した新規の滞納額は6,871億円(前年度比16.2%増)で、消費税増税の影響などで消費税の滞納が増えたのが主な要因。2015年度までの滞納分を徴収した金額は7,744億円。

 財産の隠蔽などで徴収を免れようとする悪質な事案に対する滞納処分免脱罪の告発は7件だった。

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